新年明けましておめでとうございます。
今年も「増患・増収ドットコム」夢歯科コラムをよろしくお願い申し上げます。
前回のコラム「 スタッフに任せる方法 1」の続きです。
任せて、やっている姿に感謝して見守る
任せてみる。任せたことをやっている姿勢に感謝する。任せたことには簡単に口出しせず見守る。
新たな仕事を任せることはどんな院長でも不安になります。新たな仕事を任せる際は、任せるスタッフを全面的に信頼しなければなりません。口出ししたい気持ちを抑え、本人の能力発揮の可能性を信じて待つことが大切です。その際は遠目に見る、行動を知る、やる気を上げることが大切です。今回の内容は、仕事を任せる際にしなければいけない4つのポイントをお伝えいたします。
遠目に見る
新たな仕事に取り組むスタッフは不安を持ちながら仕事を進めます。あまりに近くでその仕事を見ることは、スタッフからすれば信用されていないとみられてしまう可能性があります。しかし、気にはなりますので気づかれないように見守りましょう。方法としては、距離を開ける、本人が見ていないときに資料をチェックする、他のスタッフに状況を聞くなどです。
行動を知る
遠目に見ることで、スタッフは任されていることに自信を持ち、創造的な感性を持って仕事を進めてくれます。しかし、大事な仕事であればあるほど、スタッフの任せた仕事の進め方は把握しておく必要があります。例えば、費やしている時間、進捗度合、モチベーション、現状の課題などです。
やる気を上げる
近づいて見ている姿勢はよくありませんが、見守っている姿勢はみせなければなりません。
このバランスが難しいのですが、是非この距離感を保っていただきたいです。この距離感が信頼性を増し、自信を持って仕事を完成させるようになります。イメージは、1日に一回は声を掛ける、質問には答える、軽いアドバイスにとどめる、低めの期待値を伝えるなどです。
最後は、
任せたスタッフに感謝する
この言葉通り、任せたスタッフを後ろから眺め感謝することで院長も安心できます。各スタッフ毎に期待値は異なりますが、少しずつハードルを上げることがスタッフには受け入れられ易いです。もちろんですが、スタッフの教育は待つことも重要であるとの認識を持って接して頂きたいです。
次は、「 スタッフに任せる方法 3 」をお伝えいたします。
新経営サービス清水税理士法人 竹田元治