「新患が伸び悩んでいる」このような相談を受けることも少なくありません。看板や広告等にお金をかけておられる先生方や最近ではイベントを開催される歯科医院様も増えてきました。また、積極的にブログを書かれたり、HP更新を勤しんでおられたりする先生方も多いかと思います。
ここで初めにお伝えします。新患が急激に増加する一撃必殺はほぼありません。仮に新患が今の倍、3倍になった時、受入れる体制や仕組みはありますか?なければ、一時的な飛躍でしかなく、長期的に見ると効果が薄くなってしまいます。
新患前年比増だ!やった!!!
しかし、収入は前年比割れだ・・・こんな話もよく聞きます。
患者さんに来院して頂き、医院のファンになってもらう仕組み出来ていますか?
定期健診の仕組み、重要性を伝えるツールはありますか?
初診からの治療プロセスは作られていますか?
広告にお金をかければ、患者さんは集まってくるかもしれません。
しかし、1回、2回の来院で治療中断や転院等離れていく患者さんはいませんか?
患者管理シートを作成し、きっちりと分析、把握、対策をされていますか?
例えば、新患が増えた→どういった媒体(HP、紹介、看板)→媒体からの分析(HPであれば、どの点が来院きっかけに等、紹介であれば紹介してくれた患者さん、どういった内容で紹介してくれたのか等)結果には必ず原因があります。
医院に来院したという結果の原因を細部まで分析、把握していますか?
新患数の目安はチェア1台当たり8人と言われています。もちろん開業時期や規模等によって異なりますが、現状の新患数と比べていかがでしょうか?
3台のチェアであれば月24人です。月に20日診療しているならば1日1.2人です。
その新患の情報を得ることはそんな難しい事ではないですよね?
もっと患者さんのことを知ってみませんか?
原因がわかれば、どこに経営資源を注入するかが見えてきます。
経営は選択と集中です。
医院の強みを最大化できるよう自医院の分析をすすめましょう。
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歯科戦略MGインストラクター 木部 功大