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ニュース&コラム

8月9月の業績動向

2ヶ月の業界景況

 

8月・9は多くの歯科医院様で、前年同月比や先月、先々月と比較して収入が減少しておりました。前年比10%近く収入が減少した医院様も聞いております。収入減少の原因を調査したところ、レセプト枚数の減少が一番の理由であり、また単価も減少しているようです。8月はお盆休み、9月は2回のハッピーマンデーがあり、レセプト枚数が減少する要因はありますが、1日当たりの来院患者数を見てみても平均して1~2人減少しているため、日数減少だけが直接的な原因でないと思われます。さらに調査を進めますと、新患数はさほど大きな変化はなかったのですが、再初診数が軒並み減少しておりました。

 

 

再初診数が軒並み減少

 

3~4ヶ月のリコール来院していた再初診の患者さんが6ヶ月のリコールを要望されたり、急患者さんは痛みを我慢して我慢して我慢しきれなくなってからの来院されるという話を聞くようになりました。また、6月に政府が薬ネット販売解禁の方針を固めたこと、現状のネット環境で簡単に痛み止め(ロキソニンS12錠520円)を購入することが出来るようになったこと等も要因の一つと思われます。

今後は、急患が多い医院様、どちらかというと予約より緊急病院のようなスタイルで経営をされている医院様には大きな影響が出るでしょう。「今月は少なかったなぁ」と嘆くだけでは、医院の状況は厳しくなるばかりです。

 

 

アポイント表を見直しましょう

 

 是非この10月に医院のアポイント表を確認して下さい。アポイントはきちんと埋まっていますか?キャンセル数、無断キャンセル数は何件ですか?また、アポイントにすきま時間はありませんか??当日キャンセルへの対応策はありますか??

 受付担当と衛生士主任と一緒に対応策を話し合う機会を作って下さい。そして、対策を3つ練りましょう。例えば、来院患者さんの治療時間延長、処置の多い患者さんへの集中来院の相談、キャンセル待ちリストの作成などです。

 

歯科経営アドバイザー 木部功大



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