- OFFJT(=Off the Job Training)で心に植える (マインド教育)
- OJT(=On the Job Training)で技を磨く (スキル教育)
- 自己啓発で体に付ける (マスター)
スタッフ教育を進めるには、大きく分けて3段階に分かれます。まず、現場を外れた場所で初期指導をおこなうOFFJT。続いて、現場で実践を通じた指導を行なうOJT。そして、教えられたことを実践し、更なるレベルアップを目指す自己啓発の段階があります。
これから、3回シリーズで、3ステップをお伝えしたいと思います。
1. OFFJTで心に植える (マインド教育)
初期教育は、マインド教育からはじめます。今では「医療はサービス業」という考え方が、当たり前になっている状況です。サービスを行なう前に、
・ホスピタリティ精神の大切さ
・医療サービスであるリスクの理解
・医院の経営理念
などをしっかりと伝える必要があります。
2. OJTで技を磨く (スキル教育)
医院では、早期に戦力化する必要があります。そのためには、院内マニュアル、運営マニュアル等で医院のスタンダードをある程度整理することで、作業方法のバラつきや接遇対応のバラつきを安定させることが出来ます。
3. 自己啓発で体に付ける (マスター)
マインドが浸透し、スキルレベルが上がると医院での教育はほとんどなくなります。そこからは、個人レベルでの成長をサポートする体制へ切り替える必要があります。個々の特性を理解し、得意分野の開拓や、教育者としてのマニュアルプラスアルファを考える機会を作ることで、継続的な成長を後押しすることが出来ます。
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